昨日、ストレートで負けてしまったドレッジなわけですが、
今後もISD Block Con 2-Playerで遊ぶならば避けては通れない道。

それならば、倒せるように無い知恵を振り絞ろうじゃありませんか。

■ドレッジのパーツについて
 全貌は定かではありませんが、昨日対戦した相手の主要パーツは、以下の通り。

 【クリーチャー】
  Avacyn’s Pilgrim:序盤のマナ加速、Falkenrath Aristocratの餌
  Fiend Hunter:相手クリーチャー封印、無限蘇りコンボ 
  Angel of Glory’s Rise:無限蘇りコンボ
  Cathedral Sanctifier:序盤のライフ確保、無限ライフ
  Falkenrath Aristocrat:アタッククロック、サクリ台
  Huntmaster of the Fells:アタッククロック、無限ライフ
  Borderland Ranger:多色サポート、Falkenrath Aristocratの餌

 【スペル】
  Unburial Rites:コンボパーツの釣り上げ
  Mulch:土地確保、墓地肥やし
  Tracker’s Instincts:クリーチャー確、墓地肥やし
  Faithless Looting:手札補充、墓地肥やし

 【エンチャント】
  Abundant Growth:多色サポート、1ドロー

 【土地】
  Cavern of Souls:カウンター阻止
  多色土地たくさん

■強さの本質は?
 ・多色の特性を生かして、パワーカードが多く盛り込まれている
  Falkenrath Aristocrat、Huntmaster of the Fellsといった
  ドレッジ以外にも積まれる凶悪なカードが入っており、
  放置する=死に直結、といった状況を用意に作ることができる。

 ・除去耐性が非常に高い
  単体除去はもちろん、Bonfire of the DamnedやBlasphemous Actなどの
  全体除去の一発や二発を余裕で耐えるタフさも強い。

  このおかげで、クリーチャーの相打ちによる消耗戦ではまず勝てない。

 ・パーツ間のシナジーが高く、コンボ形成が可能
  Fiend Hunter、Angel of Glory’s Rise、Falkenrath Aristocratの三枚が揃うことで、
  ライフゲイン、クリーチャー強化、トークン生成を無限に行うことができる。  

  相手がフルタップの状態であれば、Falkenrath Aristocratをライフ以上に強化し、
  ワンパンで沈めることもでき、実際昨日の対戦においても発生している。
  
 ざっくりと対戦した感じでは、このようなところにドレッジの強さがあるものと認識。

■ドレッジへの対策は?
 ここからが本題。
 ファンデッキで勝てるのか、といった疑問は脇に置いておいて…。

 今のデッキで対応が可能なものは何か、対応できないならば他のカードと入れ替えで
 対応が可能か検討する。 

 ・Avacyn’s Pilgrim
  3ターン目最速で4マナ域のクリーチャーを召喚をされてしまうと、
  一気に形勢が厳しくなる。

  Geistflameにて対応、サイド後はPillar of Flameで対応する。
  仮に上記の2種で阻止ができなかった場合は、Huntmaster of the Fellsもろとも
  Rolling Temblorで流してしまうのが理想。

 ・Cathedral Sanctifier
  召喚されることは止む無しとして、余計なライフゲインやFalkenrath Aristocratの
  生贄として使われることは避けたい。

  Geistflameにて対応、サイド後はPillar of Flameで対応する。

 ・Fiend Hunter  
  Stolen Goodsで確保した生物の封印が厄介な他、前述のコンボパーツとしても
  利用されるため、場に留めるまたは追放が望ましい。

  ただし、3枚~4枚をDissipateだけで捌くのは、Snapcaster Mage込みでも難しい。

  Griptideからではなく、Stolen Goodsの素打ちでめくれた場合は、
  そのまま追放してしまうのも手か。

 ・Angel of Glory’s Rise
  コンボの元凶その2。
 
  枚数的に積まれていても2枚と思えば、こいつにDissipateを打ちたいところ。
  
  とは言え、こいつが召喚(またはリアニメイト)される頃には、カウンターが
  尽きているケースも多々ある。

  できる限り、Griptide+Stolen Goodsで追放する形で対応する。

 ・Falkenrath Aristocrat
  コンボの元凶その3。
  むしろ、根本の原因はこいつな気がしてならない。

  タフネス自体は1と低いため、打ち落とせるならばGeistflameで対応したい。
  その場合、召喚までにその他のクリーチャーを焼き切れるか否かがポイント。

  おそらく導入されている枚数的にも、Dissipateで捌くのは厳しい。

  また、多くの場合Cavern of SoulsでVimpireが指定されてしまうため、      
  カウンターによる追放がきわめて困難。

  Angel of Glory’s Riseとは違い、枚数も十分に積まれているため、
  いかに火力のみで対応できるかが大きな分かれ目。

 ・Huntmaster of the Fells  
  単体で放置した時の被害は非常に大きいものの、Rolling Temblorや
  Bonfire of the Damnedで流すことが可能なサイズなため、対応は比較的容易。

  墓地にいる状態でコンボスタートされてしまうと無限ライフゲインとなるため、
  その点は注意。

  裏返しになった際の2点ダメージが、ドレッジ相手に有効となるケースが多い。
  Stolen Goodsでめくれたならば、こいつは召喚する方が良い。

 ・Borderland Ranger
  基本的に土地を伸ばされるのは妨害できないと思って対応する。

  こいつ自身のサイズは小さいため、Huntmaster of the Fellsなどと併せて
  Rolling Temblorで流してしまいたい。

  仮に殴られるようであれば、Snapcaster Mageで相打ちでも可。

 ・Unburial Rites
  これはマストでDissipate対象。

  2枚のFB込みで4回もの釣り上げを許してしまうと、敗色は濃厚。

  とはいえ、5マナが揃ったくらいでは、まだ墓地も肥えていないため、
  終盤の打ち込みまでにDissipateを節約できるかが肝か。

あまり分が良い戦いではないとはいえ、こうやって整理すると意外と行けそう…か?

まぁ、PDCAを繰り返してやってみるとしましょう。

コメント

レタス
レタス
2012年7月3日20:26

ジャンドタッチリアニなやつですね。 これホントに強いですよねぇ。
ご存知かとは思いますが、ジャンドビートと共通な部分を多くしているのは《墓堀の檻》対策のようですね。 Game1をリアニでとった場合、次戦はアグレッシブサイドでリアニを完全に抜いてくることがあるそうです。
安定して勝つためにはメインからある程度対応しておかなくてはならないので非常に難しいですね・・

幸夢
2012年7月3日21:29

いやぁ・・・ほんとにきっついです・・・w

ほほーう。
そんな戦い方なんですか!

Game2に墓堀の檻を逆に置かれるケースがあったんですが、
そういうことだったんですねぇ。

ただ、そうしてジャンドビートにしてくれると、まだ目があるかもしれません。
今日も5戦ほどやってみた結果ですが、割と勝率が良いのです。

まぁ、結局それでGame2を取れても、Game3でまたリアニに戻ってしまうと
勝てなくなっちゃいそうですが・・・w

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